肩の力を抜くという事

ちょっと自分の思った事を備忘録がわりに

書きます。

 

今まで、なかなか肩の力が抜けませんでした。

だって、

私なんて頑張ったって大した事無いのにという気持ちが大きくて。

 

でも、人を見ていて肩の力が抜けている良さは

羨ましい限りでした。

肩の力が抜けてるって、余裕があるし

余白があって、

そんな方達ってあっという間に色んな事を吸収するし成長しちゃうし

そもそもなんだか素敵。

憧れるし、側にいたい感じです。

 

ただ、それを自分にも落とし込むとなると

話が違ってしまう。

自己肯定感が低いと色々自分で自分を苦しめてしまう。

兎にも角にも自分を許さなくては進めない。

 

と、思っていたのですが。

 

先週、課題曲の練習に対してどうしてもやる気が起きず、手がつけられなかったのです。

普段はやる気が起きずとも

決めたからには為さねば!の義務感?のような気持ちや

グループの中で一番下手な私が努力しなくてどうするの?!という気持ちなどの

自分叱咤でひたすらやってしまうのに。

 

しかしながらこの週は

タイミングよく言い訳の立つ事が

次々とあり、

会社の決算のまとめであるとか、

叔父の他界や

その他身内の事などが二、三重なり

精神的にもそれどころでは無いというか

気もそぞろになり

やらなきゃの気持ちから自然と遠ざかり

なんだったらもう、逃げてもいいかとも思え

少し気楽な感じの一夜漬けになりました。

 

軽い気持ちで向き合えた

そのままの気持ちでレッスンを受けると

今まで以上に先生の言葉が自分に入っていくのが分かりました。

 

その一連の体験が私の中で、

「自分の肩の力が抜けた状態」

というものが自分ごととして腑に落ちる事になっていました。

驚きです。

棚から牡丹餅です。

 

適当にやるのでも無く

一生懸命になりすぎるでも無く

 

あ〜これか!と。

終わってみて分かった事ですが。

 

今まで

せめて自分の今の出来るMAXを目指さなくては!

と、練習していたのですが。

力入りまくりは、大得意です。

 

自分よりもレベルの高い人達とのグループレッスンであったり

初めてが重なる体験であったりしたので

仕方ないとも思えるのですが。

わりとこれが好きなことに対する通常運転だったな、と、言えるので…。

熱々。

 

今まで努力が空回りしがちだけど

努力以外に出来る事は無い

と思っていた私には

かなりの生きやすくなる体験でした。

 

手を抜く訳ではなく

やれる事と準備。

わからない事や出来ない事との向き合い方。

 

あ〜良かった。

 

そしてなんとなく肩の力を抜く為に

何かやらなくてはいけないと思っていたのですが、

(例えば自分を許していくとか)

何かしたと言うより

何もしないをした

その展開に教わりました。

 

ようやく私も肩の力を抜いて

伸びやかに歌えるのかもしれない。

その可能性が出ただけでも嬉しいです。

 

さて今日は娘の誕生日でもあります。

皆様も素敵な1日を✨